2009年2月24日火曜日

「40年前の更埴地域」をアップしました

当LOMは今年で40周年ですが、先輩が撮影したと思われるLOM設立当時の更埴地域の写真をアップしました。

左記メニューから「40年前の更埴地域」をご覧ください。

2009年2月23日月曜日

2月LD例会の様子

2月例会はひと・まち創造委員会が担当のLD例会、「千曲市における公益性の高い事業の模索」ということで、「戸倉上山田温泉の活性化」について検討しました。

はじめに委員会メンバーから公益法人制度改革にともなう、公益法人認定のための公益事業23項目についての説明があり、今回はこの23項目に当てはまる事業を提案するということで進めました。

まず具体例として、委員会メンバーで検討した別テーマでの事業計画案が発表され、それを参考に、2つのグループに分かれてグループディスカッションをして計画案をまとめました。

最後にまとめた内容をそれぞれのグループの代表がプレゼンテーションしたのですが、テーマが難しかったせいもあり、結構苦戦しました。

 ↓下記写真をクリックするとアルバムが閲覧できます。
2009年度 2月例会

2009年2月11日水曜日

2月LD例会のおしらせ

2月LD例会の担当は「ひと・まち創造委員会」で、「千曲市における公益性の高い事業とは何か」についてのグループディスカッション・発表を行います。

▽日時:2月23日(月)19:30〜
▽会場:JCR

以下、森川委員長のコメントです。

世界が未経験の大不況の折、'09科野がスタートし、皆様大変お忙しい毎日をお過ごしのことと想像します。
暗いニュースばかりで気が病んできますが、それでも時流を感じながら、元気良く、己を磨いていけることが大切ではと、つくづく思う昨今です。

さて2月LD例会において「千曲市における公益性の高い事業の模索」と題し、LOMの勉強会を行います。
今回の担当はひと・まち創造委員会です。

本例会では、公益法人制度改革を踏まえ、千曲市における公益性の高い事業とは、何か?について個々の意見を出し合い、またどのようなステップで事業を考えるべきかを勉強し、その中で今後の科野JCの事業のあり方について方向性を見出せればと思っています。

JC活動の主となる事業についての勉強会で、今年度初のLD(指導力開発)例会になりますので、全員の参加を望みます。

2009年2月10日火曜日

第2回メルマガを配信しました

本日、第2回目のメールマガジンを配信しました。
届いていないメンバーはPIC戦略委員会丸山までご連絡下さい。


■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■  2009年度 社団法人科野青年会議所 メールマガジン vol.2   ■
■              -2009.2.10-             ■□
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 ※このメールは等幅フォントでご覧ください。
 (Windowsの場合はMSゴシック、Macintoshの場合はOsaka等幅など)

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃  【2009年度 社団法人科野青年会議所 スローガン】       ┃
┃━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┃
┃   思いを持って行動しよう!                  ┃
┃        自分のために 地域のために 未来のために     ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[INDEX]━━
今|月|号|の|内|容|
─┘─┘─┘─┘─┘─┘……………………………………………………………
【1】はじめに 〜メルマガ第2号の発行にあたって〜
【2】今月の予定
【3】お知らせ
【4】JC豆知識 〜京都会議とは?〜
【5】仕事に役立つ?ビジネススキルアップ講座 〜Google活用術〜
【6】メンバーによるリレーコラム(宮下豊史副理事長)
【7】編集後記 〜大一大万大吉〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


┏【1】はじめに━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ メルマガ第2号の発行にあたって
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 この時期はJC活動のみならず、公私ともに忙しい時期だと思いますが、ちま
たではインフルエンザが大流行しているようです。くれぐれも健康にはお気を
つけください。予防には手洗い・うがい・マスクが効果的のようですが、一番
は栄養と休養を充分にとることのようです。
 前回のメルマガ発行後、何人かの方から励ましのメール・ご意見をいただき
ました。みなさんからいただいたご意見を反映させつつ、これからも試行錯誤
しながら1年間発行を続けていきたいと思いますので、ご協力よろしくお願い
いたします。


┏【2】今月の予定━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 2月のおもな予定
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 以下の予定はホームページの「スケジュール&活動報告」→「カレンダー」
にも掲載していますのでご確認ください。
※スケジュールを新規掲載・編集したい方はホームページの「メンバー専用
 ページ」→「カレンダー編集」からどうぞ。
(Googleアカウントでログインしてください。)

 ☆ 社団法人 科野青年会議所 ホームページ ☆
└───┬──────────────────┘
    └─→ http://www.shinano-jc.com/

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 ▽2/5 (木) ASPACキックオフセレモニー
 ▽2/7〜    全国一斉「領土意識醸成」署名運動中
 ▽2/13(金) 東信5JC正副理事長会議(上田)
 ▽2/19(木) 第2回執行部会議(19:30〜/JCR)
 ▽2/23(月) 2月例会(19:30〜/JCR)
 ▽2/25(水) ブロック全体会議(小諸)
 ▽2/26(木) 第2回理事会議(19:30〜/JCR)
**********************************************************************


┏【3】お知らせ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 各委員会・出向者等からの報告・連絡・依頼事項
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ひと・まち創造委員会
 ▽「ひと・まち創造委員会」担当の2月例会は2月23日(月)19:30〜JCRにて
  行います。以下森川委員長からのコメントです。
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  世界が未経験の大不況の折、'09科野がスタートし、皆様大変お忙しい毎
 日をお過ごしのことと想像します。暗いニュースばかりで気が病んできます
 が、それでも時流を感じながら、元気良く、己を磨いていけることが大切で
 はと、つくづく思う昨今です。

  さて2月LD例会において「千曲市における公益性の高い事業の模索」と題
 し、LOMの勉強会を行います。今回の担当はひと・まち創造委員会です。

  本例会では、公益法人制度改革を踏まえ、千曲市における公益性の高い事
 業とは、何か?について個々の意見を出し合い、またどのようなステップで
 事業を考えるべきかを勉強し、その中で今後の科野JCの事業のあり方につい
 て方向性を見出せればと思っています。

  JC活動の主となる事業についての勉強会で、今年度初のLD(指導力開発)
 例会になりますので、全員の参加を望みます。
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■長野ブロック協議会 信濃の力実践委員会(出向:若林久晃君)
 ▽現在、ASPACの開催に合わせて北陸信越地区内各地の小学生1万人による間
  伐材を利用した3万膳の箸の製作という事業が計画されています。具体的
  に今後どう進めていくかはまだこれからなのですが、いずれみなさんのご
  協力が必要になると思いますので、よろしくお願いいたします。

 ◎美しい地球を残そう! ?OMOIYARIの心を通じて?
   北陸信越地区内5ブロックの70LOMと連携し、間伐材を使った箸づくりを
   通して、自然や環境に対するOMOIYARIの心を育成します。そしてASPAC
   長野大会開催期間中に行われるセミナーにおいて、各ブロックの代表者
   から「OMOIYARIの心」について発表していただきます。

  ・日 時:2009年4月?5月
  ・対 象:北陸信越地区内の各小学生 約10,000人
       (長野3,000名、富山・石川・福井各1,500名、新潟2,500名)
  ・内 容:間伐材を使った箸づくり
  ・講 師:林業改良指導員、NPO等市民団体、JCメンバー
  ・目 標:30,000膳(ASPAC使用分:20,000膳、小学生分:10,000膳)
       ※1人3膳製作し、1膳は各自で使用してもらいます。
  ・事務局:各県ブロック協議会内ASPAC支援担当委員会

■日本青年会議所(長野ブロック協議会〜担当:窪田専務理事)
 ▽全国一斉「領土意識醸成」署名運動の実施について、北方領土・竹島等領
  土問題に関する署名運動願いが長野ブロック協議会経由で日本青年会議所
  から来ています。
  活動期間は2/7(土)〜9/23(水)まで。本来であれば2月7日は一斉署名
  デーなのですが、急な決定事項ということもあり、別の日に代替して行う
  予定です。
  署名獲得目標は全国で1,000,000人、そのうち長野ブロック協議会では
  16,000人、一人当たり15人以上となりますのでよろしくお願いします。

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 今後、このコーナーに掲載したい情報がある方はPIC戦略委員会までご連絡
 ください。


┏【4】 JC豆知識━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 京都会議とは?
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 じつは私もJC在籍6〜7年ほどになるのですが、今までまともに活動してきた
わけでもなく、当然「京都会議」には一度も行ったことがありません。だから
「京都会議」とは何なのか、どんなことをするのか全くわかりません。そこで
今回、京都会議に参加した方から資料をお借りし、ご紹介したいと思います。
 下記の引用を見ると、なんだか難しい言葉ばかりでわかりづらいですが、要
するに、年の初めにみんなで集まって、日本青年会議所の方針を全国のLOMに
発信する場ということでしょうか。(間違っていたらゴメンなさい。)興味の
ある方は今年参加された方に詳しく聞いてみてください。
 以下は今年の京都会議での配付資料からの引用です。

■開催内容
 ▽メインフォーラム「今こそ胸に!JCプライドが社会を変える。」
 ▽第129回通常総会
 ▽新年式典
 ▽新春交歓会
 ▽その他各種セミナー・フォーラム・個別相談ブース・公開委員会など

■京都会議の歴史
 1966(昭和41)年11月、国際青年会議所の世界大会(JCI世界会議)が日本で2番
目の地として京都で開催され、続いてその翌年1967(昭和42)年1月20〜22日、
社団法人日本青年会議所通常総会も同じく京都にて開催されました。以来、日
本青年会議所のその年度のスタートとなる通常総会・正副会頭会議・理事会等
の諸会議・各委員会が京都で開催され、これらを称して『京都会議』と呼ばれ
るようになり現在に至っています。

■開催趣旨
 日本JC運動のスタートの場として、今年度の運動理念や事業計画を全国に力
強く発信し、「真日本建国」に向けた共有意識を高める機会を創出すると同時
に、年頭で協議会と伴にしっかりとした座標軸を示し、全国一斉に取り組むこ
とで最大限に発揮される運動の効果を伝播し、会員の社会変革意識の高揚と協
働・連携推進運動の促進意欲を醸成すべく「2009年度京都会議」は開催されま
した。各ファンクションを通じて、スローガンである「やさしくあるためにつ
よくあれ!リアリティと説得力を伴う『JCプライド』の実践!」を胸に会員一
人ひとりが一年間活動するという気概を持ち得ていただく機会とします。


┏【5】仕事に役立つ?ビジネススキルアップ講座 〜Google活用術〜 ━━
┃ <第2回> Gmailの活用
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 前回は「Google」の便利なサービスと、その利用にあたってのアカウント登
録の手順をご紹介しました。今回からはいよいよ個々の具体的なサービスの利
用についてご紹介していきますが、今回ご紹介するのは「Gmail」です。
「Gmail」を利用する利点としては以下のような点が挙げられます。

 ──────────────────────────────────
 01│無料なのに7GB以上の大容量で、添付ファイルも20MBまでOK!
 ──────────────────────────────────
 02│ブラウザでWebメールとしても、メーラーでの受信(POP・IMAP)も可能
 ──────────────────────────────────
 03│「Google」ならではの強力なメールの検索機能
 ──────────────────────────────────
 04│メールの振り分けに便利なフィルタ機能と整理のためのラベル、スター
 ──────────────────────────────────
 05│携帯からもアクセス可能(携帯ブラウザ・アプリ)
 ──────────────────────────────────
 06│かなり優秀な迷惑メールのフィルタ機能やウィルスチェック機能
 ──────────────────────────────────
 07│他の複数アドレスから転送してメールの一元管理やバックアップに
 ──────────────────────────────────
 08│Gmailアドレス宛メールの他メールアドレス、携帯アドレス等への転送
 ──────────────────────────────────
 09│返信などのやりとりが一目でわかるスレッド表示
 ──────────────────────────────────
 10│他のメールソフトからもインポート可能な連絡先のオンライン管理
 ──────────────────────────────────

 「Gmail」はサービス開始当初は2GB位だったと思うのですが、時代に合わせ
て容量はドンドン増えつつあります。これだけあれば基本的には容量が不足す
ることはないと思います。
 私もメールアドレスをいくつも持っていて管理が面倒だったのですが、全て
のメールをGmailに転送して一元管理するようにしてから、だいぶ楽になりま
した。今までは迷惑メール等も含めると毎日膨大な量のメールが届いていたの
ですが、現在では迷惑メールも減り、大容量なのでいちいち削除の必要性もな
く、必要なメールは検索ですぐに見つかります。
 また、自分のパソコン以外からもアクセスして送受信できるので、とっさの
時には助かっていますし、最悪、携帯でも確認できる安心感があります。今ま
でのメールアドレスはGmailと併用して利用していますので、バックアップと
しても役に立っています。
 他にも重い添付書類専用のアドレスにするなど、アイディア次第で使い方は
広がると思います。みなさんもぜひご利用下さい。


┏【6】メンバーによるリレーコラム━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ <第2回> 宮下豊史 副理事長
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 このコーナーは毎回リレー形式でメンバーに原稿を依頼・掲載していくコー
ナーです。原稿の内容や長さに制約はありませんので、原稿を依頼された際に
は、ご自由にお書きください。今回は宮下豊史副理事長です。
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 皆さんこんにちは!今月のリレーコラム担当の宮下豊史です。早いもので私
が科野JCに入会して7年目(03年入会)を何とか迎えることができました。

 そもそも私が入会したのは、かの伝説のラストイヤー専務平林一郎先輩の誘
いがあったからでした。今にして思えば平林先輩が卒業するので、人員補助的
な意味合いで私を無理やり入会させたのではないか?と思っている今日この頃
です。なぜなら私たち業界(自動車販売・修理)にはJU長野(長野県中古自動車販
売協会・長野県中古自動車販売商工組合)という組織があり、もれなく青年部
も存在しています。45歳定年制でして今年平林先輩が45歳になられます。
 やっぱりきました!しかも第1回理事会の開催日(1/27)に!理事長に根回し
までして!

「俺の後釜はお前しかいねぇ」「他の会社のバカッ小僧には青年部には入って
もらいたくねぇ」と・・・

何年か前にもそんなセリフでJCに勧誘されたなぁと走馬灯のように思い出しま
した。しかも1対1だと私にかわされると思ったのか、伊那から青年部長と諏訪
からは元青年部長を呼び寄せて上山田に宿泊までさせているという段取りの良
さでした。

 しかしきっかけはどうあれ決断したのは自分ですので、責任は果たしたいと
思っています。結局そうやって未だにJC活動も続けているわけですから・・・
ちなみにJU長野青年部には長野ブロック協議会副会長の今井さん(塩尻JC)、同
じく元監事の市川さん(佐久JC)、元塩尻JC理事長の村上さんなどが在籍してい
て南長野の成田理事長はこれから勧誘されると思います。

 なぜ私が青年会議所や商工会青年部、JU長野青年部などに勧誘されるのか?
父親が会社経営をしていて一緒に仕事をしている息子だからという理由が一番
の原因でしょうか?
 では改めて私の勤めている会社・業界とはどんなものなのか、さわりだけ紹
介してみようと思います。

 そもそも私の父親は日産プリンス長野販売㈱で自動車販売の営業をしていま
したが昭和57年に突然退社し、1年おいて昭和58年に当時の自宅を事務所代わ
りに旧戸倉町小船山で自動車販売・修理・損害保険代理店として宮下カーラン
ドを設立いたしました。当時は自宅の駐車場が主な作業場で、家の中の明かり
を頼りに夜遅くまで自動車の修理やエアコン取り付けなどをしていたのを今で
も鮮明に覚えています。
 そしてその年の夏に旧更埴市新田に現在の修理工場と事務所が完成しまし
た。まだ平和橋が木で架けられていた時代でした。

 そこでは新たに資格や許可を得ることができて自動車販売および修理に関す
る業務、自動車部品・用品販売に関する業務、自動車板金塗装に関する業務、
自動車リースに関する業務、自動車レンタカー取次に関する業務、損害保険代
理業・生命保険契約締結媒介に関する業務、農業協同組合法に基づく共済代理
店業などを始めることができました。

 ひとつ例にとると、ただ自動車販売および修理に関する業務といっても、一
般ユーザーの車を分解整備(車検・点検整備)させてもらうだけでもたくさんの
資格や許可・認可が必要でして、その中でも国(運輸省)の指定もしくは認証を
取得することから始まります。指定工場とは国で行う自動車検査制度を民間に
委託するいわゆる民間車検工場のことです。私の会社はその下の認証工場を取
得しています。指定工場と認証工場の一番の違いは、自動車検査場(長野陸運
支局)への車両持込みの省略ができることです。

 実はその違いが大きくて、ユーザー車検の経験のある方なら分かると思いま
すが、車検場には車両検査ラインというものがありまして、そこではサイドス
リップテスター・ブレーキテスター・ライトテスターなど検査機器がたくさん
あったと思います。それらテスター類の設備設置と、知識・技術及び実務経験
がある自動車検査員の選任と資格取得が必要でして、これらが非常に大仕事な
のです。おそらくその様な理由で個人事業主の自動車修理工場はほとんど認証
工場であるのだと思います。

 ただし認証工場といっても種類は多く、私の会社は小型二輪自動車・軽自動
車・小型四輪自動車・普通四輪自動車(乗用・小型・中型・大型)・大型特殊自
動車の自動車分解整備事業の認証を取得しました。
 その認証取得でも屋内作業場や車両置場の広さの基準とか、作業機械や点検
計器など30種類ほど揃えなければいけなく、さらに自動車整備士技能検定試験
(国家試験)に合格した整備士が2人以上必要など、結構細かい決まりがたくさ
んあります。
 そうした基準をクリアし㈶自動車整備振興会長野支部に承認してもらい、初
めて新潟運輸局長野陸運支局長を経由し北陸信越運輸局長に申請でき、認証し
てもらうことができるのです。
 しかしこれで工場としての環境は整いますが、実際の現場ではディーラー店
とは違い、全メーカー・全車種の修理・販売をしていくわけですから、それこそ
たくさんの知識や技術必要になり、多くの失敗や大勢の方の理解と協力があっ
て今日に至っているのだと思います。

 その他にもこの業界には、㈳日本損害保険協会・損害保険代理店専門資格、
全国共済農業協同組合連合会・自動車共済推進資格、㈶日本自動車査定協会・
中古自動車査定士資格、㈶労働安全衛生管理協会・アーク溶接/ガス溶接/有機
溶剤作業主任者資格、乙種第4類危険物取扱者資格、長野県公安委員会・古物
商許可、㈶自動車公正取引協議会、㈶自動車整備振興会、長野県中古自動車販
売協会・自動車商、長野県中古自動車販売商工組合、有償貸渡(リース)許可、
回送運行(仮ナンバー)許可、などここでは紹介しきれないほどまだたくさんの
資格や許可・認可の取得が必要でした。調べていて自分でもびっくりです。

 長々と聞きなれない単語が多く大変読みにくい文章でしたが、そろそろ止め
ようと思います。ただ、こうしてリレーコラムを書いているうちに、そこまで
して初めてお客様に信用してもらえ、安心・安全な車社会に貢献できる会社に
なるのだとなぁと、創業者っていうのは大変なんだなぁと、改めて感心するこ
とができました。また明日から頑張ります。ありがとうございました。

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 自分の知らない業界の話で興味深く拝見しましたが、思った以上にいろいろ
な許認可や資格が必要なんですね。宮下副理事長、ありがとうございました。
来月の担当はPIC戦略委員会 宮島秀明君の予定です。お楽しみに!


┏【7】編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 大一大万大吉
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 「好きな戦国武将は?」という質問に対して、たいていの経営者は天下人で
ある「織田信長」、「豊臣秀吉」、「徳川家康」3人の名前を挙げます。私の
場合はその3人のいずれでもなく、「石田三成」の名前を挙げるのですが、三
成は戦国大名とはいっても秀吉の家臣ですし、「関ヶ原の戦い」で家康に刃向
かって敗れた逆賊としてのイメージが強く、世間一般からはあまり高評価を受
けていないような気がします。
 しかし、たかだか20万石弱の中堅大名であった三成が、毛利家、上杉家など
の大大名を味方に巻き込み「打倒家康」の旗のもと、当時実力ナンバーワンで
あった250万石の大大名「徳川家康」を相手に天下分け目の「関ヶ原の戦い」
という一大プロジェクトを企画・演出したプロデューサーとしての役割は大き
かったと思います。
 今年の大河ドラマ「天地人」では、主人公「直江兼続」の親友として、その
石田三成が登場します。しかも三成役は若い女性に大人気の「小栗旬」が演じ
るとあって三成の株は赤丸急上昇間違いなしです!
 ところで、その石田三成の旗印は「大一大万大吉」というものです。「一人
が万民のために、万民が一人のために尽くせば、天下の人々は幸福になれる」
という意味だそうです。じつは映画にもなった小説「三銃士」の中でもよく似
た言葉が出てきます。「One for all,All for one」(1人はみんなのために、
みんなは1人のために)ラグビーなどの精神論でよく使われる言葉ですが、JC
活動もこの精神で助け合ってがんばっていきましょう。

 このメールマガジンに関するご意見・ご感想はPIC戦略委員会丸山までお願
いいたします。→ e-mail: maru@e-planner.biz


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 * 2009年度 社団法人科野青年会議所 メールマガジン
 * 発行:PIC戦略委員会 委員長 丸山弘幸
 * http://www.shinano-jc.com/
 * E-MAIL:sjc@net1.s-net21.ne.jp
     <転送はご自由にどうぞ。>
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