2010年2月27日土曜日

科野JC2010冬山キャンプ in 聖山パノラマ

2010冬山キャンプ盛大に開催!!!

まずは皆様に御礼からです。
キャンプに参加してくれたみんな、社団法人松本青年会議所の水野谷理事長をはじめ、御来訪いただいた牛越副理事長、北尾君、講師の松本先輩、黒岩料理長、聖高原スキー学校宮沢校長先生、西澤先生、特別会員の塚原先輩、宮内先輩、まだまだ大勢の方々に大変お世話になりました、深く御礼申し上げます。

松本JCのみなさんには水野谷理事長からの差し入れをいただいた上に、聖山パノラマスキー場と聖高原スキー場にまでお越しいただいてしまいました。本当にありがとうございました。

■参加者総数 31名!!!
 うち、外部協力者3名(講師) 来訪JC2名(松本青年会議所)を含む。

■ミーティング参加者は16名でした。ちゃんと国歌斉唱もJCソングもやりました。しかし「若い我ら」は却下されてしまいました。

ああ・・・本当に降りました、大雪です(ここからはいつもの文体でゆきます)
てるてる坊主は言ってみただけで作らなかったのに・・・
みんなの普段の行いが良いからか、28日午後からは素晴らしい晴天に恵まれました。
28日の教室は6名のキッズがスキー初体験しました。
キッズスキー教室は我々が主催し、聖高原スキー学校に委託しました。
講師はSAJ公認プロの指導員の方々です。(午後1時から3時まで、2時間開催しました。)


 ↓下記写真をクリックするとアルバムが閲覧できます。
2010冬山キャンプ

2010年2月26日金曜日

2010年度 社団法人科野青年会議所メールマガジン vol.13


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[INDEX]━━
今|月|号|の|内|容|
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【1】はじめに 〜メルマガ第13号の発行にあたって〜
【2】スケジュール
【3】お知らせ
【4】仕事に役立つ?ビジネススキルアップ講座 〜Evernote〜
【5】メンバーによるリレーコラム(森川 潤一 総括副理事長)
【6】編集後記 〜クラウド化する社会について〜
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┏【1】はじめに━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ メルマガ第13号の発行にあたって
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 諸事情により先月はお休みしましたが、今年も昨年に引き続きメルマガを発
行します。年末の発行からかなり充電期間がありましたが、これからは定期発
行を目指しますのでよろしくお願いします。


┏【2】スケジュール━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 今後のおもな予定について
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ホームページの「活動予定」にも掲載していますのでご確認ください。

**********************************************************************
 ▽2/26(金) 心の健康講座(千曲市戸倉創造館 大ホール)
 ▽2/27〜28
  (土・日) 冬山キャンプ in 聖山パノラマ(聖山パノラマスキー場)
 ▽3/12(金) 東信5JC合同例会・ブロック会長公式訪問(上田)
 ▽3/23(火) 会員会議所会議(佐久)
**********************************************************************
※スケジュールを登録・編集したい方は、Googleカレンダー(下記アドレス)
からGoogleアカウントでログインしてください。──────────┐
 ☆ http://www.google.com/calendar/ ←────────────┘


┏【3】お知らせ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 各委員会・出向者等からの報告・連絡・依頼事項
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<柿崎 順一 顧問>

■2010冬山キャンプ in 聖山パノラマへのお誘い

我々の活動エリアである長野市大岡の聖山パノラマスキー場が、誠に遺憾なが
ら今シーズン限りで閉鎖されることとなりました。つきましては往年の事業で
あります、聖山での冬山キャンプを久々に開催する運びとなりました。最終営
業につき聖山でのスキー、スノーボード、ソリ等を満喫できる最後のチャンス
となりますので、奮ってご参加ください。

 ▽日 時:2/27(土)12:00〜 2/28(日)16:00まで
  (※この間自由に参加ください。)
 ▽場 所:聖山パノラマスキー場及び聖山パノラマホテル
  (※JC旗を立ててベースキャンプを設営します。)
 ▽参加費:各自負担
 ▽講 師:松本今朝幸先輩(聖山スキークラブ会長・財団法人長野県スキー
      連盟評議員・社団法人科野青年会議所特別会員)
      ほか聖山スキー学校指導員の皆様
 ※キッズスノーボード・スキー教室はご希望の時間にいつでも開設します。
 ※ご家族・お仲間等お誘いあわせの上、奮ってご参加ください。
 ※日帰り参加はいつでも飛び入りでOKです。
 ※飲むだけでもOK、スキー・スノボーだけでもOK、もちろんソリもOKです。
 ※ホテルでの宴会では、ぼたん鍋、イワナの骨酒、コーラなどをしつらえて
  いただく予定です。
 ※メンバー間の交流を楽しみましょう!


<宮下 隆之 専務理事>

■ブロック会長公式訪問及び東信5JC合同例会について
 ○日時:平成22年3月12日(金)
 ○会場:上田商工会議所5階大ホール
  (上田市大手1丁目10-22/TEL0268-22-4500)

 ●長野ブロック協議会会長公式訪問
  ▽登録13:20〜/開会13:50〜

 ●東信5JC合同例会「拡げようメンバーの輪、繋げよう東信の輪」
  ▽登録16:00〜/開会16:20〜
  ▽講師:2009年度(社)日本青年会議所 副会頭 榎本 義法 先輩

 ●懇親会
  ▽登録19:00〜/開会19:30〜
  ▽会場:香青軒(上田市中央3丁目12-1/TEL0268-22-0022)
  ▽会費:5,000円


<情報瓦版製作委員会>

■科野JCツイッターアカウント取得について
 今流行りのツイッターですが、「shinano_jc」というアカウントを取得して
当委員会メンバーでつぶやいています。
 各地のJCメンバーや関係者を見つけてはフォローしているので、下記ページ
をのぞいてみてください。──────────────────────┐
 ☆ http://twitter.com/shinano_jc ←───────────────┘
 ※ホームページのトップページからもタイムラインの一部が見られます。

 とっても簡単ですし、つながっている人数が多くなってくるといろいろ便利
でおもしろいですよ。ぜひ、アカウントを取得して始めてみてください。やっ
てみたい方は当委員会メンバーまでお声かけください。

■携帯からのホームページ閲覧について
 ホームページのトップページに携帯閲覧用のQRコードを表示しましたので、
いざというときのために読み込んでブックマークしておいてください。
(※auのezwebでは確認しましたが、他は未確認なので試験運用中です。)

■議事録の閲覧について
 先日メンバー宛にメールを送りましたが、ウェブ上から理事会等の議事録が
閲覧できるようになりました。理事・執行部以外はなかなか自分の委員会以外
のことがわからないので、たまには閲覧してみてください。
 メンバー限定公開で、このメルマガが届くメールアドレスで許可してありま
すが、別のGメールアカウントを持っていたり、うまく見られない場合などは
丸山までご連絡ください。──────────────────────┐
 ☆ http://shinano-jc.blogspot.com/ ←──────────────┘

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 今後、このコーナーに掲載したい情報がある方は情報瓦版製作委員会までご
連絡ください。


┏【4】仕事に役立つ?ビジネススキルアップ講座━━━━━━━━━━━━
┃ <第13回> Evernote(エバーノート)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 昨年は様々なGoogleサービスをご紹介してきましたが、今年はもう少し枠を
広げて今話題の「クラウド」と称される様々なサービスをご紹介します。
 普段仕事でパソコンを使わない人にとってはあまり関係ないかもしれません
が、JC活動ではパソコンが必須だと思いますので、参考にしてください。

 みなさんは「Evernote」というWebサービスをご存じでしょうか?私も本格
的に使い始めたのは今年になってからなのですが、非常に便利なメモ・クリッ
ピングサービスで、いわゆるデジタル版のスクラップブックです。

 私は大雑把でずぼらな性格なので「整理」が非常に苦手で、特にちょっと保
存しておきたい画像やテキストなどの「メモ」類は扱いにも困り、どこに保存
したのか忘れてしまうということも多々あります。

 でも今はテキスト、気になったWebページや画像、PDFのマニュアルなど、何
でもかんでもこの「Evernote」に保存して、必要なときに検索することにして
います。Webサービスなのでインターネットにつながる環境であれば、どのパ
ソコンからでもそのデータにアクセスが可能です。
 最近は製品のマニュアル等も紙に代わってPDFが多くなり、その保管・整理
にも悩んでいたのですが、管理が簡単になりました。

───────────────────────────────────
01│いろいろなものを簡単にメモとして保存可能
───────────────────────────────────
 基本的には新規ノートを作成して、テキストや画像をコピペしたり、ファイ
ルをドラッグ&ドロップするだけです。多様なファイルに対応しており、テキ
スト、画像、動画、音声などあらゆる種類のファイルが添付可能です。また、
「タグ」といわれるものをつけて分類することも可能です。

───────────────────────────────────
02│強力な検索機能とOCR(文字認識)で整理不要
───────────────────────────────────
 現時点では日本語化の途中なのでまだ不完全ではあるのですが、テキストに
限らず画像の中の文字もOCRで認識するので、かなり強力な検索が可能です。
今年の6月をめどに完全日本語化する予定だそうです。

───────────────────────────────────
03│多様なプラットフォーム(Windows、Mac、iPhone等)に対応
───────────────────────────────────
 アプリケーションとしてはWindows用、Mac用、iPhoneをはじめとした主要な
スマートフォン用なども出ています。アプリケーションからの利用ではオフラ
インでも参照可能で、もちろんWebブラウザからもアクセスが可能です。

 無料会員は月間40MBまでですが、プレミアム会員(月額5$/年額45$)だと月
間500MBまでアップロードできるので、PDFや画像でも容量を気にしないで利用
できます。詳しくは下記、アドレスを参照してみてください。──────┐
 ☆ http://www.evernote.com/about/intl/jp/ ←───────────┘


┏【5】メンバーによるリレーコラム━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ <第13回> 森川 潤一 総括副理事長
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 このコーナーは毎回リレー形式でメンバーに原稿を依頼・掲載していくコー
ナーです。原稿の内容や長さに制約はありませんので、原稿を依頼された際に
はご自由にお書きください。なお今回から「笑っていいとも」の「テレフォン
ショッキング」のように、最後に次の担当者を指名してもらいますので、よろ
しくお願いします。
 今年最初のコラムは森川 潤一 総括副理事長にお願いしました。

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 総括副理事長として2010年度の大命題『会員拡大』を推進していくことにな
りました森川です。
 非常事態だということは全員が重々承知しているかと思いますので、会員拡
大活動、みんなで頑張っていきましょう!一人新入会員1名がノルマと思って
頂いてかまいませんので(^_^)

 さて今回のリレーコラム、書けそうだなぁって思えることが色々あったので
すが、いざ文章にしようとすると何を書くか悩むものですね・・。
 とりあえずお酒でも飲みながら本職の“環境”と体に悪いことたくさんして
る自分が考える“人の健康”について短編で知ってること書いてみます。

■CO2って何?
 京都議定書、京都メカニズム・・・これ大変です。
 それこそ経済がヤバくなる米国、金融ビジネスでジャパンマネーを狙うEU、
現在その排出量NO1の中国の参加拒否、そして言いだしっぺ日本の意地・・。

 私は環境屋として環境負荷の実態とか本質とかを追い求めてきたので、地球
側に立った考えが多くなってしまって、変な宗教家みたいな発言が多いって会
社の連中からも言われますが、どの道、国力・経済力は低下する方向に行って
しまう結論にどうしてもなってしまうんですよ。詳細は長くなるので省きます
が・・大変な話です。

 さてCO2とは、二酸化炭素なんですけど、実は二酸化炭素にも重い軽いが
あるんですよ。(※私の調べなのでどこにも載っていないと思いますが・・)

 よく牛のゲップが一番高い温室効果を持っているというのが公になっていま
すが、自然物の二酸化炭素は重いんです。一方不自然に作られたCO2は軽い
ので、みんなオゾン層下部に滞留するっていうのが温暖化に繋がっています。

 更にその原因を掘り下げると、地中に眠る化石燃料とか地下資源を使い過ぎ
てることがマズイということになっていきます。原油や鉄鉱石を始め・・・・
レアメタルも。それに依存している社会の仕組みがマズイ!と言うことです。
(これも長くなるのでこの辺で・・。)

 地球は自浄作用というものを持っていますので、適度な人類の勝手な行動は
許容しますが、この数十年間人類はやり過ぎたということです。
 その点、JC活動で良く出てくる『MOTTAINAI』は環境保護の基本であり、日
本のよき文化を取り戻せれば、新たな国力に変えることもできると私は思って
います。

■エコって何?
 昨年丸山委員長がメルマガでコメント書いていましたが、近年“エコ”とい
うのが流行です。エコポイント、エコカー・・・etc.
 皆さんも感じているように全く環境配慮や環境保護とはかけ離れたものが多
いです。総じて『なんちゃってエコ』と私の会社では呼んでいます。あと人間
本位の『エゴ』なんて表現も良く使われます。

 それから『私たちは地球に優しい〜 地球環境を考えています』 なんて大
企業のCMがよくテレビで流れています。ISOとか環境方針とかどこの大企
業も大きなテーマを掲げていますが、『なんちゃって』にも程があります。
まぁ生産量が多いからしょうがないんですけど、CO2排出量とか化学物質と
か環境負荷になるものを一番排出している企業ほど、『なんちゃって』活動頑
張ってます。
 あえて自分の身に降りかかる発言をしますが、『エコカー減税』こそ何も環
境を考えていません。経済面の『エコ』、いや『エゴ』かなぁと。

 日本車は実は40万km、50万km平気で走るんですよ。それを作れ作れ、売れ売
れの営利中心の考え方によって経済や社会、そして文化さえもメディアを利用
した情報戦で変えてきたことが誤っていたと思います。その結果、10万、15万
km走って買い替える人が多いです。
 『ものづくりや』の視点からは、どこまでも性能や耐久性の限界を知って欲
しいというのもあるんですよ。何にこだわった作品か、もっと見て欲しいとい
う。ぜひ豊史君、横山君には愛車精神を持つユーザーを増やし続けて頂きたい
です。

■薬って?
 薬はそのほとんどが原油から作られています。現代人はガソリン飲んで動く
車と同じです。
 よく食品会社に勤める人は『自社で作っている食品は食べない』なんて話が
ありますが、薬品会社も同じです。その製造過程で使用される化学物質、その
製造過程、原料、・・・。不自然だということを知れば知るほど自分が飲めな
くなるのが自然です。人の体を人工的に強制しないと命がぁ・・なんてことも
あるので全否定はしませんが、できるだけ薬に頼るのは止めましょう!

 仕事柄、薬品会社に行くことがありますが、ア○テ○○製○、ファ○○ー、
明○○菓、○の素、○鵬○品、etc.皆同じ手法で環境負荷になる化学物質をた
くさん大気に吐き出しています。もちろん皆体に入る薬を作るために使われて
います。私も元々薬は飲みませんが、更に飲めなくなった輩です。

 それから食品添加物もほとんどが化学物質です。この話は“ぷくぷく”のマ
スターとママが面白い話をしていたのでまた飲みついでに聞いてみて下さい。
皆さん、薬の飲みすぎは免疫低下にも繋がりますので注意しましょう!

■水が鍵?
 過去に『一番水に無頓着な県民は長野県民だ』と環境の著名人に苦言を吐か
れたことがあります。この千曲市は上田近辺から流れてくるお水を裕福に使っ
ていますが、これが新潟まで行くと御下がりの御下がりの・・・また御下がり
になります。全く味も質も異なるというのが現実です。それを使い放題であま
り考えたことがない民族のようです。

 地球の循環系では水というものは全てに絡むキャリア(運び屋)と言われ、
とっても大切な役割を担っていますが、実は人間も地球の循環に含まれる生物
で、その体の中にも水がたくさん存在します。
 そして人間の体の中でも水は有能な運び屋として体が欲するものを吸収し、
悪いものを排泄することを手伝っています。
 『水は一日に最低2L飲め』と言いますが、良く浄化してくれます。私の場合
はアルコールとの中和にも有効活用しています。体の調子が悪いと思ったとき
は、騙されたと思って水をガブガブ飲んで下さい。良くなることがなくても悪
くはなりませんので・・。

 現在、国の人口に対して充分な水をもっている国はカナダ、スイスと日本だ
そうです。海外に行くとホテルのシャワーなんかチョロチョロしか出てこない
国多いですよね。
 昨年、飯山か飯綱付近の水源を中国人が買った話を聞きました。これからの
時代は“水商売”なんて言われますが、うかうかしていると外国人にその水源
いっぱい買われてしまいそうです。無頓着な県民でも有用な財産なので、その
辺の感覚は持っておきたいものです。

 最後に私のビジネスの鉄則は『自然の流れに逆らわない』です。
(私生活はその反動か?逆らってばかりですが・・)
 エゴで成り立った金儲けはすぐに崩れます。だから自然の摂理に反しない事
業を心がけています。これって感性が重要だと思っています。

 先日小坂君が『JCに入って良かった事』で言っていた異業種の人との交流の
中にヒントがたくさんあって、私も視点を変えて今の仕事に望めるようになり
ましたし、今後も自分の視野を広げることと感性を養うことにJC活動を利用し
ていこうって思っています。
 良かったぁ、最後に今期の主旨でJCの入会メリットに結べました。

 さて次回のコラムは、最近『ボヤキが多い』ともっぱらの噂の2009年入会、
馬場君にお願いします。ボヤキまくって結構ですので。

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 森川総括副理事長、どうもありがとうございました。薬も原油からできてる
なんて知りませんでした。「わかっちゃいるけどやめられない」ってことも多
いんですけどね。以後できるだけ気を付けます。
 来月は「ボヤキの馬場」君にお願いします。原稿はお早めに!


┏【6】編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ クラウド化する社会について
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 やっと今年一発目のメルマガが発行できました。諸事情により発行が遅くな
り申し訳ありませんでした。
 今回から「ビジネススキルアップ講座」のコーナーで「クラウド」について
取り上げましたが、じつはこの「クラウド」化は単にITだけの問題ではないの
です。

 そもそも「クラウド」とは一般的にはインターネットのことを指すようで、
これはコンピュータのシステムイメージ図をかくときに雲の形を使うことに由
来しているそうです。クラウドを利用するということは、インターネットの向
こう側にある会社にすべて任せて各種サービスを受けるということなのです。
 クラウド化はこれからの社会にどのような影響を与えるのでしょうか?

───────────────────────────────────
1│仕事・生活のスタイルが変わる
───────────────────────────────────
 例えば「iPhone」です。メンバーの中にも使っている人が何人かいると思い
ますが、この「iPhone」という情報端末の登場が様々なクラウドサービスとの
相乗効果により、いつも「つながっている」環境を作り出し、どこにいても仕
事ができる環境になってしまいました。
 これによって、場所や空間に縛られずに限られた時間を有効に使うことが可
能となり、今後はオフィスさえも不要になるかもしれません。

 いつでもどこでも仕事ができてしまうというのは、便利である反面、逆に自
分に首輪を付けられているような気もして、はたしてこれがいいのか悪いのか
はわかりませんが。

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2│社会のシステムが変わる
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 またまた「iPhone」の話題で恐縮ですが、産経新聞の紙面がまるごと読める
iPhone版「産経新聞」というのがあります。しかも現時点では全部無料です。
 最初は何のためにこんなことをやっているのかがわからず、無料で全紙面が
読めるなんて、自分で自分の首を絞めているのではないかと思っていました。
 当然、それだけを考えると赤字の事業であり、本紙の売り上げ部数にも影響
を与えていると思います。

 でも新聞・雑誌を含む出版業界の現状を考えると、インターネットの情報や
電子書籍などによって、かなり部数を減らして苦戦しているはずで、このまま
では先細りです。たぶんこのような状況の中で、たとえ今は少々赤字でも新聞
というコンテンツが時代に取り残されないように、次世代の新しいビジネスモ
デルを模索中なのではないかと思います。

 現在、新聞は毎朝家庭に配達されて届きますが、近い将来はまず間違いなく
電子書籍リーダーなどの情報端末に定時にニュースがデータ配信されるという
形に移行すると思います。
 もしそうなった場合、新聞社は取材して記事を書き、紙面を製作したらその
まま購読者にデータで配信するだけになります。当然、いままで印刷に関わっ
ていた人や、販売店等で配達に関わっていた人は職を失いますし、それに伴っ
て製紙業や運送業なども大きな影響を受けるに違いありません。

 つまり、新聞がいま何も手を打たないで時代から取り残され、そのコンテン
ツの価値まで失ってしまうと、今の新聞社の代わりとなるニュース配信会社に
取って代わられてしまい、現在新聞業界に関わっている人たちは全て職を失っ
てしまうかもしれないのです。
 そうならないためにも、いち早く新しい仕組みに乗っかって、そのポジショ
ンとコンテンツ価値を維持する必要があるのだと思います。

 今話題のツイッターとブログやホームページの大きな違いは何でしょうか?
ツイッターは情報発信の即時性とその情報検索がリアルタイムに行えるという
点で、テレビやラジオに近いメディアだと思います。場合によっては、ツイッ
ターはテレビよりも早く生の声を伝え得るメディアなのです。それに対して、
ブログやホームページは新聞・雑誌に近いメディアだといえます。
 今まではマスメディアの雄と思われたテレビ業界でさえも、インターネット
での情報配信やツイッターなどがライバルとなって、今までのようなわけには
いかなくなってきているようです。

 このように、今後は既存のシステムが大幅に変革または崩壊し、別の新興勢
力にインフラを奪われてしまうかもしれないのです。

 新しい仕組みと優良なコンテンツを制した者が勝ち組になるため、各業界で
も熾烈な競争が行われています。
 古いところではビデオの「VHS」と「ベータ」、最近で言えば録画ディスク
の「ブルーレイ」と「HD DVD」の規格競争などがありました。
 電子書籍の業界もまだグローバルスタンダードといえる統一の規格がなく、
AmazonのKindleとSonyのReaderがしのぎを削る中にAppleのiPadやGoogleなど
が参入し、次世代電子書籍の規格競争が始まっています。
 このままクラウド化が進むと、情報の集積と一元化がいっそう進むため、よ
り極端に勝ち組・負け組の二極化がはっきりしてくると思います。

───────────────────────────────────
3│社会の概念が変わる
───────────────────────────────────
 以前は「水と空気と安全はタダ」といわれていましたが、今では水や酸素を
買ったり、セキュリティシステム等にお金を出す時代に変わってきました。
 これと同じように、今まではソフトウェアがないと「タダの箱」だったパソ
コンが、クラウドによってOS(ブラウザ)さえあればソフトウェアがいらなく
なる時代になりつつあるなかで、パソコンに限らず社会の概念も変わってくる
可能性があります。

 今までは専門的知識などが必要とされていたことでも、インターネットで簡
単に必要な情報が手に入る時代になり、いわゆる「知識」や「情報」というも
のの価値が薄れてきました。これは「情報」を持っている人ではなく、膨大な
情報の中から「必要かつ正しい情報」を取捨選択できる人にならなければいけ
ないということだと思います。そうでないと、ある日突然リストラで職を失う
なんてことにもなりかねません。

 また、もしかしたら近い将来は、いろいろなモノを自前で持ったり自分でや
らなくても、すべて外部のサービスに任せればいい代行業・代理業が中心とな
るような共有化・分業化社会に移行するのかもしれません。

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 以上3つの変化を挙げましたが、これらはあくまでも一般的に言われている
ことや私の予想であり、本当にこうなるかは誰にもわかりません。いずれにし
ても何らかの変化があることは間違いないと思います。

 今までは高価で不安定だったクラウドサービスが、現在では安価で安定して
きたため、自前でシステムを組んだりバックアップをとったりするよりもむし
ろ「安心・安全・便利」なサービスとなりつつあります。
 しかし、クラウドの象徴的なサービスである「Gメール」一つをとっても、
私のようなSOHOや個人であれば導入しやすいですが、ある程度の企業となると
情報流出やセキュリティの関係上、まだまだ難しい時代なのかもしれません。

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 このメールマガジンに関するご意見・ご感想は情報瓦版製作委員会丸山まで
お願いいたします。→ e-mail: maru@e-planner.biz

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 * 2010年度 社団法人科野青年会議所 メールマガジン
 * 発行:情報瓦版製作委員会 委員長 丸山弘幸
 * HP: http://www.shinano-jc.com/
 * twitter: http://twitter.com/shinano_jc
 * E-MAIL: sjc@net1.s-net21.ne.jp
   <新入会員候補やその他興味のある方への転送はご自由にどうぞ。>
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2010年2月15日月曜日

ツイッター始めました。

昨日(2月14日)から、「shinano_jc」というアカウントで、情報瓦版製作委員会(広報)メンバーによるツイッターを始めました。
すでにツイッターをやっている人も多いと思いますが、このページにも「科野JC」のタイムラインが載っていますので、興味を持った方はぜひ始めてみてください。

http://twitter.com/shinano_jc

2010年2月12日金曜日

2月例会(会員拡大特別委員会)

2月例会(会員拡大特別委員会)を柏屋さんで新入会員候補者を交えて開催しました。

 ↓下記写真をクリックするとアルバムが閲覧できます。
2010年度 2月例会(会員拡大)

2010年2月3日水曜日

2010年度京都会議

京都会議の写真をアップしました。

 ↓下記写真をクリックするとアルバムが閲覧できます。
2010年度 京都会議